ソウルモーターショー13がソウル市郊外の韓国国際展示場(KINTEX)において3月29日よりスタートした。今回は建築中だったKINTEX2をモーターショーで初めて使用し、展示面積は10万2431平方メートルと過去最大。出展企業も前回(8カ国・139社)よりも多い12カ国・210社が参加した。
自動車メーカーに限ると、出展社は従来のKINETEX「1」では、韓国勢は起亜自動車やルノーサムスン、サンヨン自動車などで、日本勢では日産やレクサス、アメリカ系ではGMのシボレーやキャデラック、欧州勢ではフォルクスワーゲン、ポルシェ、アウディ、メルセデスベンツ、ジャガー&ローバー、プジョーシトロエン、ボルボが軒を連ねた。一方、新しくオープンしたKINTEX「2」では韓国勢がヒュンダイ、日本勢はトヨタとホンダ、インフィニティが、アメリカ勢ではフォードが、欧州勢ではマセラティが出展した。
KINTEX1とKINTEX2の間は、見た目で百メートル以上は離れており、ここを長い動く歩道を乗り継いで行き来する。通常で歩くには少々遠く、そのため動く歩道が屋根付きで用意されているが、周囲には何もない状況でもあるため、天候次第では不便を感じるかもしれない。ただ、KINTEX2のオープンにより、KINETX全体の展示面積は韓国最大となり、アジアでも5番目の規模になるという。エントランスも天井が高く、広々としており、最新の会場にふさわしい陣容を誇る。