東京急行電鉄と総合車両製作所は、共同開発を進めていた次世代ステンレス車両「サスティナ」第1号車両を、東急電鉄5050系として5月中旬に東横線へ導入すると発表した。
サスティナは、車体鋼板接合で従来のスポット溶接からレーザー溶接による連続溶接を採用することで、フラットですっきりした外観デザインの実現と水密性を向上、骨組の軽量化などで、アルミ車両と同等の車体軽量化を実現しているのが大きな特長。
これまでの車両に比べて走行時の消費電力量削減などによる省エネルギー性の向上を図る。室内壁面もフラットですっきりとした内装デザインとした。内装ロールバー構造採用で、車体側面からの衝突安全性も向上した。
東急電鉄と総合車両製作所は今後も、鉄道利用者、鉄道事業者各社にとって魅力的な、次世代ステンレス車両の開発・導入に取り組む。