メルセデスベンツは4月11日、ミハエル・シューマッハ氏との間で、長期に及ぶパートナーシップ契約を締結すると発表した。
すでにF1をはじめ、モータースポーツの分野で協力関係を築いてきたメルセデスベンツとシューマッハ氏。今回の契約では、これを一歩発展。シューマッハ氏が将来発売するメルセデスベンツの新車開発に、携わることになる。
メルセデスベンツによると、具体的には、シューマッハ氏が、未来のメルセデス車の新車開発において、「インテリジェントドライブ」と呼ばれる安全&快適装備の面での助言を行う。また、メルセデスベンツのブランド大使としての役割も担うという。
ミハエル・シューマッハ氏は、「僕は現在、そして過去よりも、未来に関心がある。レーシングカーでも市販車でも、ドライビングアシスタンスシステムの支持者なんだ」とコメント。
ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門、ヨアヒム・シュミット副社長は、「世界で最も成功し、有名なレーシングドライバー、ミハエル・シューマッハ氏を再び迎えられたことは誇り」と述べている。