豊田自動織機は、インドネシア・西ジャワ州ブカシ県にカーエアコン用コンプレッサーを生産する新工場を建設すると発表した。
新工場はコンプレッサーの生産子会社「P.T. TD オートモーティブ コンプレッサー インドネシア(TACI)」に追加する形で建設するもので、2014年5月に稼働を開始する。同社では新工場建設に伴い7470億ルピア(約63億円)の設備投資と、500人の新規雇用を計画している。
現在TACIは、年産160万台の生産能力を有し、インドネシアやタイを中心とするアセアン市場にコンプレッサーを供給。今後は、アセアン域内の需要拡大に加え、インドやブラジルなどへの供給拡大も計画していることから、手狭になった現工場から新工場へ段階的に移転し、合わせて年産300万台まで生産能力を増強する。