日産自動車の米国における主力車種、『アルティマ』。同車の最新モデルが米国において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは4月24日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。2013年モデルのアルティマに関して、スペアタイヤの不具合によるリコールを発表している。
NHTSAによると、アルティマに装備されるスペアタイヤには、空気圧が指定よりも極端に低いものと高いものが存在するという。装着した場合、事故のリスクが高まるとしている。
対象となるのは、2012年3月から2013年3月にかけて生産された2013年モデルのアルティマの一部、12万3308台。日産自動車の米国法人、北米日産では、対象車両の顧客と連絡を取り、5月から販売店でスペアタイヤの点検などの対応を行う予定。