中国の電池大手のBYDと、その傘下の自動車メーカー、BYDオートは5月3日、米国カリフォルニア州に工場を建設し、EVバスを現地生産すると発表した。
BYDが建設する工場は、カリフォルニア州南部のランカスター市に位置。すでに、ロサンゼルスに米国支社を置くBYDだが、同社にとって、ランカスター市が北米における初の生産拠点となる。
ランカスター新工場は、2014年に稼働する予定。EVバスとそのパワートレインモジュールを生産する。生産能力は、年間およそ1000台。
ランカスター市のR.レックス・パリス市長は、「BYDのEVバスが、このランカスターから生み出されるのを楽しみにしている」とコメント。
BYDオートのステラ・リー社長は、「ランカスター市との協力関係は2009年に開始した。優秀な人材などに感銘を受けた」と語っている。