富士重工業の吉永泰之社長は、今夏発売する『XVハイブリッド』について「ものすごく大事な商品」とした上で、「ここでお客様から一定の理解を得られるとスバルの将来が非常に広がってくる」との見通しを示した。
吉永社長は5月8日に都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し「水平対向(エンジン)あるいはAWDでは相当の評価を好きな方から頂いているが、でもエンジンが無くなったらどうするのかという話が一方ではある」と指摘。
「もちろん全部が無くなるとは思わないが、やはり電動化時代への対応は必要。我々のハイブリッドは他社とずいぶん考え方違う。だから、そこが世の中にどういう風に受け入れられるかというのが、大きなチャレンジ」と、XVハイブリッドへの思いを語った。