ブリヂストンは、自動車技術会が主催する「第63回自動車技術会賞」において、同社が新たに開発したタイヤ計測・解析技術が論文賞を受賞したと発表した。
今回の受賞技術は、「タイヤ踏面内剪(せん)断力分布の計測・可視化技術」。これまで時速5km以下の低速走行時しか計測できなかったタイヤ接地面の挙動を、一般的に使用される街乗り走行からサーキットなどの高速走行時まで、高精度で計測・可視化することを可能とした。
今回、環境性能と安全性能を高次元で両立させる新しいタイヤ開発に貢献した点や、今後幅広いタイヤの性能向上への応用が期待できる点などが評価された。