日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6月3日に発表した5月の新車販売統計(速報)は総台数が前年同月比6.9%減の36万7648台となった。4月は2012年8月以来8か月ぶりのプラスになっていたが、2か月ぶりに減少した。
このうち登録車は7.3%減の21万9099台、軽自動車は6.3%減の14万8549台で、いずれも2か月ぶりのマイナス。総台数に占める軽自動車の比率は40.4%となり、4月(41.6%)に続いて4割を超えたものの、占有率はやや低下した。
また、激しい争いが続く軽の販売シェアは『ムーヴ』などが好調なトップのダイハツ工業が34.5%と、今年の最高を確保した。2位のスズキは31.6%となり、4月に続いて3割台に乗せた。一方でホンダは前年を上回る販売を維持しているが、5月のシェアは18.3%と2か月ぶりに20%を割り込んだ。