BMW X5 新型、Mディーゼルを継続設定…トリプルターボでトルクは75.5kgm

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新型BMW X5 のM50dグレード
新型BMW X5 のM50dグレード 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWが5月30日に発表した新型『X5』。同車に、「M」の名前を冠した高性能ディーゼルグレードが設定される。

これは、欧州向けの新型X5に用意されるもの。「M50d」と呼ばれるハイパフォーマンスディーゼルグレードが、先代同様、新型にもラインナップされている。

先代X5のM50dは2012年3月、ジュネーブモーターショー12で発表。BMWの高性能車部門、M社が立ち上げた「Mパフォーマンスオートモビルズ」からリリース。『M3』や『M5』など、ガソリンエンジンのハイパフォーマンスモデルを数多く送り出してきたM社が、そのノウハウを今度はディーゼルエンジンに注ぎ込んだ。

X5 M50dの心臓部には、直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンが収まる。M社は、このディーゼルをチューニング。1個の大容量ターボ、2個の小型ターボというトリプルターボで過給され、最大出力381ps、最大トルク75.5kgmを引き出す。

トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WDの「xドライブ」。X5 M50dは、0‐100km/hを5.4秒で駆け抜け、最高速は250km/h(リミッター作動)に到達。ディーゼルSUVの既成概念を打ち破る、俊足ぶりを見せていた。

今回、BMWが発表した新型X5のM50dグレードも、この直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンを引き続き搭載。トリプルターボも健在で、最大出力381ps、最大トルク75.5kgmを発生する。

新型X5のM50dグレードは、0‐100km/h加速5.3秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。ボディの軽量化の効果もあって、0‐100km/h加速は先代比で0.1秒短縮した。

また、欧州複合モード燃費は14.93km/リットルと、先代比で11%向上。CO2排出量は177g/kmと、先代比で22g/km改善している。

《森脇稔》

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