フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは6月5日、新型『オクタビアRS』の概要を明らかにした。実車は7月、英国で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2013」で初公開される。
新型オクタビアRSは2013年初頭から、欧州での販売が開始された新型『オクタビア』の最強グレード。シュコダによると、新型オクタビアRSは先代よりも軽くなり、歴代オクタビアの市販モデルとしては、最速になるという。
そのハイライトはエンジン。新型オクタビアRSには、ガソリンとディーゼルの2種類が用意される。そのうちガソリンは、新型フォルクスワーゲン『ゴルフGTI』と基本的に共通。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」ユニットは、最大出力220psを引き出す。
トランスミッションは、6速MT。新型オクタビアRSは、0‐100km/h加速6.8秒、最高速248km/hの実力。最高速は、先代を6km/h上回る。
足回りは、スポーツサスペンションで強化。内外装は、スポーツグレードに相応しい演出が施された。なお、新型オクタビアRSは、セダンとワゴンの「コンビ」の2ボディが用意される。