トヨタ自動車が6月6日、米国で発表した北米向け新型『カローラ』。これに続いて、欧州向けの新型カローラの姿も明らかになった。
これは、トヨタの欧州法人が発表したもの。欧州向けの新型カローラが披露されている。
欧州向けの新型カローラは、先に発表された北米向けと基本ボディを共有。ただし、一部の仕様を変更することで、仕向け地の顧客の嗜好への対応を図った。
北米向けとの大きな違いが、フロントマスク。欧州仕様では、フロントグリルは横基調のメッキが強調されたデザインを採用する。バンパーも専用デザイン。テールランプも、欧州仕様は北米よりも大型化されている。
トヨタ自動車は2012年8月、新型『オーリス』を発表。「グローバルモデルは今後このフロントフェイスで行く」と宣言している。欧州向けの新型カローラの表情は、トヨタのデザインの方針を、北米向けよりも反映したものといえそうだ。