中国の電池大手、BYD傘下の自動車メーカー、BYDオートは6月14日、ポーランド・ワルシャワにおいて、EVバスの実証実験を開始した。
この実証実験は、7月18日までの1か月間実施するもの。ワルシャワのメインストリートのルート222号線を、EVバスで走行。導入に向けた適合性を確認するのが目的。
実証実験に使用するEVバスは、BYDオートの『eバス』。1回の充電で、最大250kmを走行できる。また、フル充電に要する時間は、およそ5時間。バッテリーを軽量化することで、車両の重量増を抑えた。
EVバスならではのメリットが、静粛性の高さ。BYDオートによると、不快な振動やノイズがなく、乗客に静かで快適な走行を約束するという。
BYDオートは、「運転コストの面でも、EVバス導入のメリットは大きい」と説明している。