イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニは7月31日、『ガヤルドLP 570-4 Squadra Corse』の概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。
同車は、『ガヤルドLP 560-4』がベース。『ガヤルド』シリーズは、間もなく生産を終えることが明らかにされているが、ガヤルドLP 570-4 Squadra Corseは、究極のファイナルバージョンといえる存在。
ランボルギーニは、ガヤルドのワンメイクレース、「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」を開催中。このワンメークレースマシン、『ガヤルド スーパートロフェオ』を、公道走行バージョンに仕立てたのが、ガヤルドLP 570-4 Squadra Corse。
ミッドシップに搭載される5.2リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、ワンメークレースマシンと共通。最大出力は570ps/8000rpmを発生する。トランスミッションは、パドルシフト付きの6速「e-ギア」。
軽量化を推進したのも、ガヤルドLP 570-4 Squadra Corseの特徴。カーボンファイバーやアルミを拡大採用することで、乾燥重量1340kgを実現。ガヤルドLP 560-4に対して、70kg軽い。
パフォーマンスは0‐100km/h加速3.4秒、最高速320km/h。カーボンセラミックブレーキが標準。大型リアウィングやフロントフードは、カーボンファイバー製となる。