日産自動車が世界に誇るスポーツカー、『GT-R』。同車のエンジンの製造工程を紹介した映像が、ネット上で公開された。
この映像は7月24日、日産自動車が公式サイトを通じて配信したもの。GT-Rの心臓部、VR38DETT型3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンを、組み立てる様子を紹介している。
GT-Rのエンジンは、日産の神奈川県横浜工場のクリーンルームで組み立てられる。担当するのは、「匠の技」を持つ4名の専門職人。ひとりの職人が部品ひとつひとつの合わせや品質を吟味しながら、一基のユニットの全てを組み上げるというハンドメイド手法を導入している。
そして、2013年モデルからは、完成したエンジンに彼らのネームプレートが添えられるようになった。GT-Rのエンジンの品質を保証するとともに、職人の誇りをネームプレートに表しているのだ。
374点にも及ぶエンジン部品を、手作業で組み立てていく「匠の技」は、動画共有サイト経由で見ることができる。