トヨタ マトリックス、11年の歴史に幕…北米向け カローラ のハッチバック

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ マトリックス 2011年モデル
トヨタ マトリックス 2011年モデル 全 9 枚 拡大写真

トヨタ自動車が2002年から、米国市場で販売してきた『マトリックス』。この北米向け『カローラ』のハッチバック仕様が、モデル廃止となることが分かった。

これは、トヨタの米国法人、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。各車の2014年モデルの発表に際して、「マトリックスは廃止」とアナウンスしている。

初代マトリックスは、2002年にデビュー。GMと共同開発され、GM版はポンテアック『バイブ』を名乗った。このバイブは、日本にはトヨタ『ヴォルツ』として導入された過去がある(マトリックスではない)。

2007年10月には、2代目にモデルチェンジ。エンジンは直列4気筒ガソリン2機種。1.8リットルは、最大出力132ps、最大トルク17.7kgm。スポーツグレード「マトリックスS」用の2.4リットルは、最大出力158ps、最大トルク22.4kgmを引き出す。

トヨタブランドの米国ラインナップにおいて、マトリックスは『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)に次ぐ入門モデル。しかし、北米向けカローラのセダンが新型に移行するのを機に、マトリックスはモデルチェンジされず、廃止されることが決まった。

なお、米国トヨタ販売は現時点で、マトリックスの後継車を用意するかどうか、明らかにしていない。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. かつての『ハイラックスサーフ』、15年ぶりのモデルチェンジへ…トヨタが予告
  2. 今スズキの250ccスポーツが面白い!快適ツアラーな『GSX250R』に俊足エクスプレスの『ジクサーSF250 / 250』もPR
  3. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  4. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  5. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  6. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  7. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  8. マットブラックのカスタムハイエース、限定20台で発売決定
  9. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  10. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
ランキングをもっと見る