JR九州は8月9日、有田焼の柿右衛門窯と今右衛門窯、源右衛門窯の協力により、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」(10月15日運転開始予定)の車内に搭載する装飾品を制作したと発表した。
柿右衛門窯はランプシェードと3~7号車の各部屋に設置する洗面鉢、今右衛門窯はランプシェードと一輪挿し、源右衛門窯は7号車に設置する洗面鉢をそれぞれ制作した。このほか、ラウンジカーや通路などの共有スペースに彫刻家の籔内佐斗司さんが制作を進めているオブジェを展示する。
JR九州は「『匠』の技が凝縮された『ななつ星』の車両による旅を通して、九州や日本の魅力を世界へ向けて発信」していきたいとしている。