日産自動車と三菱自動車の合弁会社「NMKV」が手掛けた初の軽自動車が6月に誕生した。日産『デイズ(DAYZ)』と三菱 新型『eK』は市場でも人気の高いハイトワゴンタイプ。新開発の3気筒エンジンと副変速機付CVT、軽量ボディによってクラストップの低燃費29.2km/リットルを実現した。
ストップランプの不具合により、異例の発売前リコールという事態も発生したが、全車両を回収し措置を行っている。
売れ行きは両社共に順調。今後は新型車開発をNKMVに集約し、海外での軽自動車展開も視野に入れているとした。
NMKVという新しい試み
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クラストップの燃費
【日産 デイズ 発売】「細かな改善をいくつも加えた結果」29.2km/リットル
◆2社のデザイン案を昇華
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◆初期受注は両社好調
【日産 デイズ 発売】1か月で受注3万台達成、同社軽では過去最速
三菱自動車、新型eKワゴン 好調で国内販売が15か月ぶりのプラス…6月実績
◆余すところなく技術を投入
◆軽自動車の海外展開は…