トヨタ自動車は8月30日、ドイツで9月10日に開幕するフランクフルトモーターショー13において、次世代燃料電池車の技術プレゼンテーションを行うと発表した。
フランクフルトモーターショー13の会場には、燃料電池車コンセプトの『FCV-R』を展示する予定。同車は2011年、東京モーターショー11で初公開。4ドアセダンタイプの燃料電池車コンセプト。
FCV-Rのボディサイズは全長4745×全幅1790×全高1510mm。前席下に燃料電池システム、後席下に水素タンクをレイアウト。大人4名が乗車できるキャビンと、荷物スペースを備えている。
また、FCV-Rは、JC08モードで約700kmの走行が可能。
現在、トヨタはこのFCV-Rを使用して、燃料電池車の研究開発を進行中。2015年、次世代燃料電池車の市販を目指す計画に変わりはない。トヨタは、「日本、米国、欧州で、現実的価格のセダン型燃料電池車を発売する」と説明している。