【トヨタ SAI 改良新型】女性への受けにも配慮したインテリア

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・SAI
トヨタ・SAI 全 6 枚 拡大写真

マイナーチェンジしたトヨタ『SAI』には、新色茜(アカネ)を含む3色(4種類)のインテリアカラーが設定された。

トヨタ自動車デザイン本部デザイン開発部カラーデザイン室トヨタカラーグループ長の金丸克司さんは、「ベージュのカラーは、これまでの少し赤みの強いベージュから黄味方向のベージュに変え、明度も少し上げました。それにより、室内の黒部品とのメリハリがしっかりと出せました」と述べる。

このベージュに茜がコンビネーションされ、より華やかなインテリアが出来たと金丸さん。「調査したところSAIユーザーは50代から60代で、色を選ぶときに奥様に意見を聞くことが多いことがわかりました。そこで、女性が選びそうな色から、ちょうど茜方向の色がその世代に好評だということもあり採用しました」と話す。また、「女性しか乗れないようなフェミニンすぎるカラーではなく、男性にもおしゃれに乗れるようにコーディネートしてあります」という。

黒系もこれまでのモノトーンであったものから、ブラウンと組み合わせ、「男性もファッション性にこだわる方が徐々に増えてきているので、そういう方々にもしっかりとアピールできるようにしました」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  2. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  3. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  7. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  8. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  9. トヨタ『ハリアー』が今夏ビッグマイチェン!? 「ハンマーヘッド」デザイン採用か
  10. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
ランキングをもっと見る