【VW white up! 試乗】何気にクールな限定車…島崎七生人

試乗記 輸入車
VW white up!
VW white up! 全 8 枚 拡大写真

8月22日発売開始の、VW『up!』にとって初の限定車。たとえばフィアット『500』がカラフル路線を行くのに対し、モノトーンの“白と黒”でクールに攻めてきたところがドイツのブランドらしい。

ラインアップは「white up!」と「black up!」の2種。“上質さ”がテーマとのこと。外観で目を惹くのは、キャップ部分がボディ色にペイントされた専用16インチアルミホイールだ。さらによく見れば、クロームのサイドモール、フォグランプベゼル、ドアミラーカバーが装着されている点。いずれも、クロームパーツながら、いかにも後付けしました感がなく、実車ではサラッとさり気ない印象。

なおwhite up!の“ピュアホワイト”は専用色だ。またバックドア、リヤサイドガラスが濃色になるのも専用。なおwhite up!には2ドアの設定もある。

インテリアでは、ダッシュパネルがボディ色とコーディネートされている。通常のhigh up!の「キャンディホワイト」には、シルバー色のパネルが標準だから、白/白は意外にも初の組み合わせだ。ほかにロゴ入り専用ファブリックシート、専用ドアシルプレート、専用レザーステアリングなどを装備する。

3気筒1リットルエンジン、5速自動クラッチ、足回り、ステアリング等の印象はこれまでどおり。ほんの僅かに従来型より“音・振”が丸められた気もしたが、具体的な仕様変更は入っていないようだ。相変わらず軽快でさわやかな走りっぷりは、このクルマの魅力。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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