先頃、USS WASP(LHD-1)に配備されたロッキード・マーチン『F-35B』が艦船上の機能テストを実施。軍関係者がその機能やオプション・ユーティリティーについて、映像で語っている。
ビデオの中で米海軍のキャプテンであるエリク・エッツは、「F-35のような第5世代の航空機は、これまでの戦闘機は大きなサイズの艦船上で利用されて来たが、さらに小さなサイズの艦船で戦闘機を運用することにより、世界中のどこでも戦闘エリアを拡大することができる」と語った。
F-35のテストパイロットである海兵隊のキャプテン、マイク・キンゲンは、「船上機能はF-35Bにとって重要だ。なぜならF-35Bを持ち、ステルス基盤を戦闘地域で持つことは、海兵隊を能率的にサポートすることを可能にするからだ」と付け加えた。
またF-35のテストパイロットである海兵隊のマイケル・ロウントゥリー少佐は、「(かつて配備されていたVTOL機の)『ハリアー』は全くのところフライバイワイアではなく、自分と飛行コントロールの間には何も存在しない。この航空機の内部では、自分と飛行コントロールの表面の間に保護されるレベルがある。だからミッション中で、艦船から離陸して離れた時、それは戦術的なイメージを考え、兵員達をどのようにしてサポートするかを考えるさらなる時間を与えてくれる」と語った。