CEATECのパイオニアブースでは、新発売となる「楽ナビ」AVIC-MRZ099と、それに対応するヘッドアップディスプレイユニット(HUD)ND-HUD10の体験展示を行っている。
これらの製品は9月30日に発表となったもので、会場でいち早くの一般公開展示となる。幕張のCEATECの会場以外だと、パイオニアプラザ銀座でも見ることができるそうだ。新しい楽ナビの特徴は、ジェスチャーコントロールやミュージックサーバー、ワイドコンソールに収まるメインパネルのモデルなどあるが、AR-HUDユニットも新しくなったことだ。
新型のHUDは、従来品より小型化されサンバイザーに直接取り付けることができるようになった。以前はサンバイザーを取り外さないとHUDが装着できなかったが、装着の自由度が増す。小型化を実現できたのは、投影方式をレーザーからDLP(プロジェクター)方式に変えたからだ。レーザーに比べると画像の輝度は若干落ちるが、装着可能な車種が増えるのはうれしいことだ。
会場では、大型ディスプレイの走行映像をND-HUD10越しにどのように見ることで、走行中のルートガイドの状況などを疑似体験できる。