日本デザイン振興会は10月1日、2013年度グッドデザイン賞の受賞結果と「グッドデザイン大賞」の候補10件を発表した。
2013年度のグッドデザイン賞は、3400件の審査対象から1212件の受賞が決定。受賞作品の中から、2013年度を象徴するデザインとして「グッドデザイン大賞」1件が選出され、11月7日に発表される。
大賞候補の10件は以下の通り。
●照明器具:『陰翳 IN-EI ISSEY MIYAKE』
●椅子:『HIROSHIMA フォールディングチェア』
●TV:LG『EA9800』
●自転車:『ノイズ カーゴ』
●軽自動車:ダイハツ『タント』
●自動車:フォルクスワーゲン『ゴルフ』
●ロケット:『イプシロン』
●電波望遠鏡:『アルマ望遠鏡モリタアレイ』
●ジャンクション:『大橋ジャンクション』
●マップ:『Google マップ』
大賞候補となる10件は、今年度のグッドデザイン賞全受賞作1212件の中で、特に優れたデザインとして位置づけられている「グッドデザイン・ベスト100」の100点の中から、深澤直人審査委員長と佐藤卓審査副委員長が、人とものごととの新しい関わり方や、社会における新たな仕組みづくりに挑んだ先駆性などの点をふまえて選出したもの。
大賞の決定は、審査委員と今年度グッドデザイン賞受賞者のほか、10月30日から東京ミッドタウンで開催される「グッドデザインエキシビション2013」の来場者による投票結果も反映されて、11月7日に発表予定。