富士重工業の運転支援システム「アイサイト」が米国道路安全保険協会(IIHS)で最高の評価を得たことについて開発責任者の岩瀬勉プロジェクトゼネラルマネージャーは「非常にインパクトの大きい結果」との認識を示した。
IIHSは9月27日、世界で初めて衝突回避ブレーキシステムに関する評価結果を公表した。それによるとミッドサイズのセダンおよびSUVの74車種を対象に評価したところ、『アウトバック』、『レガシィ』がともに最高ランクのスーペリアに評価されるとともに、スーペリアに選ばれた7車種の中で唯一最高の6ポイントを獲得したという。
岩瀬氏は「今、テレビコマーシャルをみていても自動ブレーキの宣伝が各社からたくさん流れているが、これまでは自動ブレーキ機能がついている、ついていないという話が主体だった。これからはその機能の持っている良さであったり、特徴というものをお客さんが同列で見て比較して、購入の時の判断材料にして頂くことになる。そういう意味で非常にインパクトの大きい結果だと思う」と述べた。