大阪市交通局は、谷町線に残った30系車両が10月上旬をもって廃車となるのに合わせ、10月3日から谷町線の全駅で「さよなら30系フォトギャラリー」を実施する。
30系は日本万国博覧会(大阪万博)の観客輸送と新線建設による必要車両数の増加などに対応するため、1968年から1984年にかけて製造された車両。冷房化の推進で廃車が進んだものの、一部は1992~1996年に冷房装置を追加する改造が行われ、その後も運行を続けた。車体はセミステンレス製とアルミ製の2種類あったが、谷町線に残った車両はアルミ製。
「フォトギャラリー」では、30系のさまざまな写真を各駅に数枚ずつ展示する。掲出期間は10月3日から12月20日まで。
30系引退にあたっては、10月6日に「さよなら30系」イベントが開催されるが、申し込みはすでに終了している。