ことでん、琴平線陶~滝宮間に新駅…12月15日開業

鉄道 企業動向
ことでん琴平線陶~滝宮間に設置される綾川駅の位置。イオンモール綾川に近い。12月15日に開業する。
ことでん琴平線陶~滝宮間に設置される綾川駅の位置。イオンモール綾川に近い。12月15日に開業する。 全 3 枚 拡大写真

高松琴平電気鉄道(ことでん)と香川県綾川町は、ことでん琴平線に新設する綾川(あやがわ)駅の開業日を12月15日に決めた。同時にダイヤ改正を実施して高松築港~滝宮間の運行頻度を高める。

綾川駅は、琴平線の陶~滝宮間に設置される綾川町内の新駅。距離は陶駅から約1.5km、滝宮駅から約0.9kmで、大型ショッピングセンターのイオンモール綾川に近い。ホームの長さは85m(上屋は39m)で、トイレや駐輪場(約200台分)も設けられる。

綾川駅の開業にあわせて琴平線のダイヤ改正も実施される。高松築港~滝宮間では15分間隔の運行時間帯を現行ダイヤより3時間増やす。平日は4本の列車を増発するほか、11本の列車の運転区間を拡大。休日も12本の列車の運転区間を拡大する。

これにより平日は下りの6時30分~8時30分と15時30分~21時30分、上りの6時17分~9時32分と16時32分~21時32分が15分間隔での運転となり、休日も下り9時~10時30分と15時30分~17時、上り10時2分~11時32分と16時32分~18時2分が15分間隔になる。

また、平日は初発の繰り上げと終発の繰り下げを実施。琴電琴平駅の初発は現行より25分繰り上げの5時35分発、滝宮駅の初発が16分繰り上げの5時40分発になる。高松築港駅の琴平線終発も23時30分発の一宮行きを滝宮行きに変更して運転区間を拡大し、円座~滝宮間の終発は30分の繰り下げになる。

このほか、琴参バスによる路線バスの実証実験運行が12月21日から1年間実施され、平日は富士見坂団地前(丸亀市)~綾川駅間、休日は坂出駅~綾川駅間を結ぶ路線バスが1日6往復運行される。

《草町義和》

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