JR東日本盛岡支社は10月25日、釜石線のSL列車『SL銀河鉄道』(仮称)の運転開始にあわせ、駅名標をリニューアルすると発表した。各駅に設定されているエスペラント愛称名をイメージしたデザインに変更する。
釜石線は花巻~釜石間を結ぶ岩手県内のJR線。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルになった路線とされており、1995年には「銀河鉄道の夜」にちなんで「銀河ドリームライン釜石線」という愛称が付けられた。また、宮沢賢治が人工言語のエスペラントを学んでいたことにちなみ、各駅にはエスペラントによる愛称名も付けられている。
釜石線ではC58形蒸気機関車けん引のSL列車『SL銀河鉄道』(仮称)の運転が予定されていることから、盛岡支社はSL列車の運転開始にあわせて駅名標をリニューアルすることにした。新しい駅名標は、11月頃から12月下旬にかけて起終点を含む全24駅に設置。SL列車と各駅のエスペラント愛称名をイメージしたデザインでまとめられる。