イタリアの高級二輪メーカー、ドゥカティは10月25日、チーム・アルスターとのパートナーシップ契約を終了すると発表した。
チーム・アルスターは、フランシス・バッタ氏が率いるベルギーの二輪レーシングチーム。チーム・アルスターは2012年11月、ドゥカティと2年間のパートナーシップ契約を締結。スーパーバイク世界選手権(SBK)に、チーム・ドゥカティ・アルステアとして参戦してきた。ちなみに、チーム・アルスターは、ドゥカティと契約を結ぶ前は、スズキがパートナーだった。
今回、ドゥカティはチーム・アルスターとのパートナーシップ契約終了を発表。もともと、2014年も両者の契約は続く予定だった。早期に契約を終了した理由について、ドゥカティは、スーパーバイク世界選手権で結果を出せなかったことや、世界経済の後退を挙げている。
ドゥカティのスーパーバイク世界選手権プロジェクトディレクター、Ernesto Marinelli氏は、「スーパーバイク世界選手権では、期待した結果を出せず、大変残念」とコメント。
チーム・アルスターのフランシス・バッタ代表は、「ドゥカティとの仕事は、非常に刺激的だった。しかし、残念なことに、目標としていた結果を残すことが出来なかった」と述べている。