9月24日より発売されたルノーの新型『ルーテシア』。それを元に開発された『ルノー・スポール』モデルが11月14日より日本に導入される。
標準車には1.2リットル直噴ターボエンジンを採用しているが、RSには独自開発された1.6リットル直噴ターボエンジンを搭載。最大トルクを1750回転で240Nmを発生するユニットだ。トランスミッションは、ノーマルと同様ゲトラグ製6速EDC(エフィシエントデュアルクラッチ)だがクラッチスプリングを強化し、ソフトウェアも専用プログラムが採用されている。
走行モードには、「ノーマル」「スポール」「レース」の3つから選択可能のRSドライブが装備されている。各自モードでESCの介入とギアシフトのスピードが異なっているという。「ノーマルで0.2秒、スポールですと0.17秒です。レースモードですと0.15秒。これはポルシェのPDKと同じスピードになります。同じゲトラグ製と言うことで、こういう目標で開発されました」とルノー・ジャポン広報担当の近棟伸弘氏は言う。
さらに「スポール」と「レース」モードでは、最も効率的なスタートができるローンチコントロールが可能になる。0-100km/h加速は6.7秒だ。