東京急行電鉄(東急)は10月30日、東横線と田園都市線で終列車の延長を試験的に実施すると発表した。東急は12月6・13・20・27日の金曜深夜に限り運転区間の延長や増発を実施し、都心部における深夜勤務者の移動手段を確保するとしている。
東横線では、渋谷0時47分発の元住吉行き各駅停車の運転区間を横浜駅まで拡大する。また、渋谷1時発~菊名1時32分着と渋谷1時20分発~元住吉1時43分の各駅停車2本を増発する。渋谷発の終列車は横浜行きが28分、菊名行きが23分、元住吉行きが33分、それぞれ繰り下げになる。
田園都市線は、渋谷0時37分発の鷺沼行き各駅停車を長津田駅まで延長するほか、渋谷1時発~鷺沼1時29分着、渋谷1時15分発~鷺沼1時44分着の2本を増発する。長津田行きの終列車は12分の繰り下げで、鷺沼行きも33分の繰り下げになる。