ひたちなか海浜鉄道、12月は「100周年月間」…台風中止イベントの代替

鉄道 企業動向
ひたちなか海浜鉄道のキハ3710形(3710-02)。12月を「湊線開業100周年記念月間」とし、各種イベントを開催する。
ひたちなか海浜鉄道のキハ3710形(3710-02)。12月を「湊線開業100周年記念月間」とし、各種イベントを開催する。 全 4 枚 拡大写真

ひたちなか海浜鉄道(茨城県ひたちなか市)は12月を「湊線開業100周年記念月間」とし、1カ月間にわたりイベントを開催する。10月27日に開催する予定だった「湊線開業100周年祭」が台風の接近により中止されたため、代替イベントとして実施する。

12月7・8日のイベントは調整中だが、那珂湊駅で「湊線運転シミュレーター」を披露して体験コーナーを開設するほか、キハ2005に島原鉄道のサボを装着し、ホームからの撮影会を行う予定。

12月15日は那珂湊駅で開業100周年記念式典を10時から開催する。中根~那珂湊間に設置することが計画されている柳が丘駅(仮称・2014年10月開業予定)の正式な駅名を発表するほか、銚子電気鉄道との姉妹鉄道提携の調印式を11時30分から執り行う。

12月21日は、鉄道各社によるグッズ販売(那珂湊商店街)とキハ2005島原鉄道サボ装着の撮影会(那珂湊駅)、旧型気動車3両の連結運転を実施する。また、開業100周年前夜祭列車として「旧型車両仕様夜汽車」を運転する。このほか、旧型気動車の1両運転やNゲージ湊線ジオラマの一般公開を土・日曜に行う予定。

湊線は1913年12月25日、湊鉄道の路線として勝田~那珂湊間が開業。1928年7月17日までに現在の勝田~那珂湊~阿字ヶ浦間が全通した。後に交通事業者の統合により湊鉄道から茨城交通の経営に移り、2008年4月1日からはひたちなか海浜鉄道が運営している。

《草町義和》

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