イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニは11月25日、『ガヤルド』の生産を終了したと発表した。
ガヤルドは2003年にデビュー。2008年3月のジュネーブモーターショー08では、初のマイナーチェンジモデルが登場し、ネーミングを『ガヤルドLP560-4』に変更した。2012年9月のパリモーターショー12では、外装を中心にイメージチェンジした2013年モデルを発表。
11月25日、イタリアのランボルギーニ本社工場では、最終モデルのガヤルドがラインオフ。このガヤルドは、「LP570-4 スパイダーPerformante」と呼ばれる『ガヤルド スパイダー』の軽量高性能モデル。赤いボディカラーの1台をもって、ガヤルドの10年の歴史に幕を下ろした。
ガヤルドの10年間の累計生産台数は、1万4022台。ランボルギーニによると、歴代ランボルギーニ車で最も生産台数が多く、競合スーパーカーの中でも、最も成功したモデルのひとつになるという。同車は、世界45か国以上で販売。
また、1963年の創業以来、ランボルギーニの累計生産台数はおよそ3万台。その約半分を、ガヤルドが占めるというヒット作となった。