クリスマスや年末年始休暇を控え、米国の自動車最大手、GMは世界規模での慈善活動を展開している。中でもユニークな取り組みは、韓国部門のGMコレア。
このほど、GMコレアの工場内の一室では、食欲を掻き立てる香りが充満した。従業員とその家族、労働組合、サプライヤーなど合計350名以上が参加して、韓国名物のキムチ作りに励んだのだ。
このキムチ、400名以上に無料で配布するために作られたもの。総重量は、実に12トンを超える。
このキムチ作りには、GMコレアのセルジオ・ローチャ社長兼CEOや、GMコレアの組合代表も参加。全社を挙げての取り組みとなった。
なお韓国以外でも、GMはメキシコ、ハンガリー、スペイン、南アフリカ、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、ベネズエラ、カナダ、米国で、それぞれ80の慈善活動を実施。この費用として、総額およそ40万ドル(約4170万円)を拠出している。