トヨタ自動車の主力ハイブリッド車、『プリウス』。その2代目モデルのタクシーが、オーストリアにおいて、偉大な記録を打ち立てた。
これは12月19日、トヨタ・オーストリアが公式Facebookページで明らかにしたもの。「オーストリア・ウィーンで営業中の2代目トヨタ プリウスのタクシーが、累計走行距離100万kmに到達した」と発表している。
この2代目トヨタ プリウスは、ウィーンの「エコタクシー」社が所有する1台。同社のタクシードライバー、ミラン・ミリック氏が、2007年から営業運転に使用してきた。
累計走行距離100万kmは、運行開始からおよそ6年で到達した記録。なお、エコタクシー社では、200台以上のプリウスをタクシーとして配備している。
このプリウスのメンテナンスは、オーストリアのトヨタ販売店、トヨタFreyオーストリアが担当。同社のマネージングディレクター、Frederick Frey氏は、「100万kmを走行したプリウス タクシーは、途中の整備で消耗品のブレーキパッド、ブレーキディスク、ウォーターポンプを交換した程度」と述べ、耐久性の高さをアピールしている。