統合幕僚監部は、2013年4-12月期(第3四半期累計)の緊急発進回数(スクランブル)が前年同期と比べて214回多い563回に達したと発表した。
推定を含む緊急発進の対象国・地域別の割合は中国機が約51%と全体の半分を占めた。ロシア機は44%、北朝鮮などその他が約5%だった。
中国機に対する緊急発進回数は3四半期まで合計287回で、前年同期と比べて127回増加した。推定を含めてロシア機では哨戒機、中国機は戦闘機に対しての緊急発進が多かった。
方面別では、北部航空方面隊が158回、中部航空方面隊が60回、西部航空方面隊が50回で、南西航空混成団が295回の緊急発進を実施した。全方面隊とも前年同期を上回った。