ANAホールディングスが発表した2013年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比35.8%減の690億円と大幅減益となった。
売上高は、航空事業が好調で、同7.1%増の1兆2120億円と増収となった。航空事業は特に国際線旅客収入が大幅増収となった。
しかし、航空事業の費用の約4分の1を占める燃油費が円安の影響で約25%増加したことに加え、航空事業の事業規模拡大に伴う費用増から、経常利益は同39.8%減の536億円と大幅減益となった。
当期純利益は同36.2%増の333億円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。