インドの自動車大手、タタモーターズは2月3日、インドで2月5日に開幕する「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)に先駆けて、新型車の『ゼスト』と『ボルト』を初公開した。
ゼストは4ドアセダンボディ。ボルトは5ドアハッチバックボディ。ともに、インドで主力のコンパクトカーに位置付けられる。同時に、グローバル市場も意識した小型車となる。
ゼストとボルトには、タタモーターズの新デザイン言語を導入。このデザイン言語は、「デザインネクスト」と命名され、従来のタタ車にはない新形状のフロントマスクが採用された。ダイナミックなシルエットも追求。
両車はともに、新開発の1.2リットルエンジン、「REVOTRON」を搭載。セグメント初となるターボチャージャー、インタークーラー、電子燃料噴射などの特徴を持つ1.2リットルエンジンだ。最大出力は90ps、最大トルクは20.4kgm。トランスミッションは5速MTと、クラス初の「Fトロニック」と呼ばれるセミATを用意する。
タタモーターズはゼストとボルトに関して、「デザインネクスト」、「ドライブネクスト」、「コネクトネクスト」という3つのキーワードを設定。デザイン、走行性能、コネクティビティの3つの面から、ゼストとボルトの魅力を顧客に伝えていく方針だ。