【デリーモーターショー14】開幕直前、足踏みするモータリゼーションへの打開モデルは

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デリーモータショー14 開幕直前の会場
デリーモータショー14 開幕直前の会場 全 26 枚 拡大写真

2月5日から「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)がインド・デリー首都圏ノイダ地区にあるインディアエキスポマートで開催される。

開幕前日の会場では、シェア率の高い日系メーカーや新モデル投入で躍進を狙う欧米メーカーの車両が搬入準備が進む。

トヨタは『エティオス』や『イノーバ』、『フォーチュナー』など主力モデルを多数展示する。

シェアトップを誇るマルチスズキは、5ドアハッチバックの新型コンパクトカー『セレリオ』(CELERIO)を初公開。その他にもインド専用車の『スイフト ディザイア』を始め、SUVの『グランド ビターラ』など幅広いラインアップを出展するとみられる。

ホンダはクロスオーバーのスタディモデル『ホンダ ビジョン XS-1』を世界初公開する。『NSXコンセプト』や『アコード ハイブリッド』などで先進技術のアピールもはかる予定だ。

日産ブースの壇上には『サニー』が据えられ、隣接するダットサンブースにも『GO』を始めとしたモデルが並ぶ。初出展のダットサンがワールドプレミアする、ブランド復活以降初となる新型コンセプトカーにも注目したい。

タタモーターズは新型車『ゼスト』と『ボルト』を開幕に先駆け発表した。乗用車以外にもバスやトラックなど多様なラインアップで地元大手の存在感を示す。

その他、ルノーがコンセプトカーを、GMも小型SUVコンセプト『アドラ』(ADRA)を発表する。

インド自動車工業会(SIAM)が発表した2013年の国内乗用車販売台数は前年比9.6%減の180万7011台で、11年振りにマイナスを記録した。燃料費や金利の高騰で低迷が見られるが、一方でホンダ『アメイズ』やフォード『エコスポーツ』などは売上を伸ばしているという。市場の需要に対応した小型かつ低価格なモデルの提案で、各社攻勢をはかる構えだ。

《吉田 瑶子》

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