スズキのインド子会社、マルチスズキは2月5日、インドで開幕した「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)において、『SX4 Sクロス』を参考出品車として、インド初公開した。
SX4 Sクロスは2013年3月、ジュネーブモーターショー13でワールドプレミア。『SX4』の後継モデルで、2012年9月、パリモーターショー12に出品したコンセプトカー、『Sクロス』の市販版となる。
外観は、クロスオーバー車と一目でわかる堂々としたルックス。ボディサイズは全長4300×全幅1765×全高1575mm、ホイールベース2600mm。先代SX4と比較すると、165mm長く、10mmワイド、10mm背が高い。ホイールベースは100mm長い。
SX4 Sクロスは、居住性を重視したパッケージングと、クラス最大級の荷室容量による高い実用性を追求。とくに荷室容量は430リットル(VDA計測法)で、先代の270リットルから6割も増えた。
エンジンは、排気量1.6リットルのガソリンとディーゼルをラインナップ。とくにディーゼルは、CO2排出量110g/kmという高い環境性能を備える。新世代の4WDテクノロジー、「オールグリップ」も採用。
今回、マルチスズキは、このSX4 Sクロスを参考出品車として、インド初公開。同時にインドデビューを飾ったコンセプトカーの『シアズ』とともに、デリーモーターショー14での来場者の反応を確かめながら、将来、インドCセグメントへの投入を想定している。