アウディジャパンは、車両展示台数が4台と通常店舗の半分以下の規模のショールームを東京、名古屋、大阪の大都市圏で順次展開する。その1号店として東京駅からほど近いオフィスビル内に「アウディ京橋」を2月28日開設した。
この都市型店舗は「ダウンタウン・フォーマット」と名付けた新CIコンセプトに基づいて展開するもので、アウディジャパンの大島裕二フィールド営業本部本部長は「アウディのショールームは8台以上の展示がスタンダードになっているが、都心部の好立地に出店することを優先させた新しいコンパクトショールーム」と説明。
さらに「今までの販売ネットワークは大規模店化、そして広域集客を図ることをひとつの柱としてずっと走ってきた。ただ都心部ではなかなかそういったものが造れなかった。都心部に店が欲しい、都市部にいらっしゃる方にブランドを体感して頂く場所を提供したいということで、ダウンタウン・フォーマットの店舗を造った」と述べた。
その上で「東京、名古屋、大阪の中心部に、将来的には全ネットワークの10%くらいをこのダウンタウン・フォーマットで展開したい」との考えを示した。アウディ京橋の開設でアウディの販売拠点は109となる。