岐阜県内の明知線を運営している明知鉄道は3月21日、明智駅(恵那市)でアケチ10形気動車1両(アケチ13)とC12形蒸気機関車1両(C12 244)の「連結走行運転見学会」を行う。
アケチ10形は明知線で運用されている気動車で、現在はアケチ10~14の5両が存在する。このうちアケチ13は、中央新幹線の建設促進を求める自治体のラッピング広告が施されている。
C12 244は、国鉄時代の明知線で使われていた蒸気機関車。引退後は明智小学校で静態保存されていたが、観光客の誘致を目的とした蒸気機関車の復活構想が浮上したのに伴い、2013年12月に明智駅構内に移設された。現在は営業列車として自走できる状態ではないが、アケチ13と連結することで同駅構内を走らせる連結走行の見学会が今回企画された。
開催時間は10時45分と13時の2回。見学に際しては明智駅の入場券(190円)を購入する必要がある。