トヨタ自動車が、現在開発中と見られる新たなコンパクトカー。同車に、マツダの「SKYACTIV」(スカイアクティブ)エンジンが搭載される可能性が出てきた。
これは3月上旬、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアが、マツダメキシコ新工場(MMVO)の江川 恵司 社長から得た話として、「次期『デミオ』をベースにしたトヨタのコンパクトカーが、マツダのSKYACTIVエンジンを採用する」と伝えている。
この新コンパクトカーに関しては、トヨタとマツダが2012年11月、「トヨタとマツダ、メキシコでの生産について合意」と発表。2014年2月末に稼動したマツダのメキシコ新工場において、2015年夏頃から、次期『マツダ2』(日本名:デミオ)をベースにしたトヨタブランドの小型車を年間5万台程度生産し、トヨタの北米ディーラーで販売する、と公表していた。
ところで、マツダは3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14において、コンセプトカーの『跳(HAZUMI)』を初公開。同車が、次期マツダ デミオを示唆したコンセプトカーと見られる。
MMVOの江川社長は、トヨタの新型コンパクトカーについて、同メディアに対し、「ボディはトヨタが独自にデザイン。エンジンは、マツダのSKYACTIVガソリンが採用されることになるだろう」と話したという。