ホンダは3月21日、「第30回 大阪モーターサイクルショー2014」の会場においてプレスコンファレンスを開催し、新コンセプトバイク『NM4』2タイプを参考出品車(市販予定車)として世界初公開した。
NM4は「近未来」と「COOL」を開発のテーマに設定し、新感覚で独自のスタイリングを追求したモデル。パワートレインは745cc水冷2気筒エンジンにデュアル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせている。
デザインは、「フロントマッシブスタイリング」と、ライダーが潜り込むようにして車両との一体感を重視した「コックピットポジション」を具現化。低く構えたコックピットポジションと、アジャスタブルタイプのバックレストによって、新感覚のライディングフィールを楽しむことができる。
また、見やすさと楽しさを表現したインストルメントパネル越しに見える風景は、映画の世界に入り込んだかのようなNM4ならではの世界を提供する。
力強さを表現したフロントフェアリングには、LEDヘッドライトを採用。また、テールランプとウインカーにもLEDを採用。フロントフェアリングの左右には、小物などを収納できるユーティリティーボックスを設けている。
バリエーションは、ワイドで迫力のあるリアタイヤとローフォルムを強調し絞り込んだスタイリングの『NM4-01』と、独特の存在感とボリュームのあるリアデザインの『NM4-02』の2タイプを設定。NM4-02の左右のリアボディには、ユーティリティーボックスとしての機能を持たせている。
両モデルは、3月28日から30日まで東京ビッグサイトで開催される「第41回東京モーターサイクルショー」にも出展する。