米国の自動車最大手、GMは4月8日、米国ミシガン州の2工場に、総額4億4900万ドル(約458億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、GMの次世代の電動化車両と、そのバッテリーの生産に備えるのが目的。GMのプラグインハイブリッド車(PHV)に、シボレー『ボルト』がある。今回の投資により、GMは2代目ボルトと、その他2車種の新型車の生産に向けた準備に入る。
投資が行われるのは、米国ミシガン州デトロイトのハムトラムク組み立て工場と、ブラウンズタウンのバッテリー組み立て工場。
4億4900万ドルのうち、ハムトラムク組み立て工場には、3億8400万ドル(約392億円)を投資。新たな車体プレス加工機を導入するなど、工場の設備を改修する。ブラウンズタウンのバッテリー組み立て工場には、6500万ドル(約66億円)を投資。次世代のリチウムイオンバッテリーの生産体制を整える。
GMのゲラルド・ジョンソン北米生産担当副社長は、「これらの投資が、次世代のシボレー ボルトが電動化車両推進のリーダー的地位を築くのに役立つだろう」とコメントしている。