イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14において、『アヴェンタドール・ナツィオナーレ』を初公開した。
同車は、『アヴェンタドールLP700-4』をベースに、「アド・ペルソナム」(Ad Personam)でカスタマイズした1台。アド・ペルソナムは2009年1月、デトロイトモーターショー09で発表。2014年3月、ジュネーブモーターショー14では、ランボルギーニはこのアド・ペルソナムをアップデート。新しいアド・ペルソナムプログラムでは、内装色の組み合わせの種類を拡大。レザーやアルカンターラ、フロアマットやシートベルトの色も増やす。新しいツートンのボディカラーも設定するなど、内容の充実が図られた。
さらに、セミアニリンレザーなどの新素材を用意。ソフトタッチや自然な風合いのレザーもラインナップ。ランボルギーニが特許を持つカーボンファイバー素材を、ハードトップや内外装パーツに展開する。
北京モーターショー14で初公開されたアヴェンタドール・ナツィオナーレは、最新のアド・ペルソナムを導入してカスタマイズされた1台。ホワイトのボディカラーを基本に、車体中央には、イタリア国旗をモチーフに、緑・白・赤の3色のストライプを添えた。ホイールはマットチタニウム塗装。エンジンカバーは透明とした。
インテリアは、ダッシュボードやドアトリムなどを、特別なブルーで仕上げた。ランボルギーニは、「このパーソナライゼーションプログラムが、顧客に自分だけの1台を創造することを可能にする」とコメントしている。