米国の自動車大手、フォードモーター。中国で新車販売を伸ばしている同社が、さらなる新車投入を計画していることが分かった。
これは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14のプレスカンファレンスにおいて、フォードモーターが明らかにしたもの。同社は、「2015年までに、中国に15車種の新型車を導入する」と発表している。
フォードブランドは、今回の北京モーターショー14に、新型『エスコート』、新型『マスタング』、『エベレストコンセプト』を出展。小型セダン、スポーツカー、SUVコンセプトと幅広い商品ラインナップを披露し、15車種の新車投入計画の序章を印象づけた。
2013年のフォードモーターの中国新車販売は、前年比49%増の93万5813台。2014年第1四半期(1-3月)も、45%増の27万1321台と大きく伸びた。主力コンパクトカーの『フォーカス』を中心に、支持を集める。
北京モーターショー14のプレスカンファレンスには、フォードモーターのアラン・ムラリー社長兼CEOが登壇。「高品質で燃費性能に優れ、安全でスマートな車を、中国の顧客に届けることを約束する」とコメントしている。