国土交通省は、2013年度チャイルドシートアセスメントの結果を公表した。
国交省では、自動車事故対策機構の協力を得て、自動車の安全性能評価を公表し、自動車ユーザーが安全性の高いチャイルドシートを選択しやすい環境を整備するとともに、メーカーに対して、より安全な製品の開発を促すため、自動車アセスメント事業を実施している。
2013年度に試験を実施した製品の安全性能総合評価結果がまとまった。
チャイルドシートアセスメントは、乳児・幼児兼用チャイルドシート3製品、幼児専用チャイルドシート3製品を選び、前面衝突試験と使用性評価試験の2種類の試験を実施した。
前面衝突試験と使用性評価試験の両方で高い評価を得たものは、乳児用・幼児用兼用の「TAKATA・takata04-smartfix basic」、幼児用の「LEAMAN・ロングフィット」。
今回試験を行った製品で、「Aprica・グレコG-FIX」は、ISOバーとシートベルト双方の固定方法に対応したもので、試験の結果は、前面衝突試験においてISOバーにより固定した場合の方が高い評価を獲得した。