レクサスが2014年4月、北京モーターショー14でワールドプレミアした新型SUV、『NX』。同車にロシア市場専用で、2.0リットルの自然吸気ガソリンエンジン搭載車が用意されることが分かった。
レクサスNXは、2013年9月のフランクフルトモーターショー13に出品されたコンセプトカー、『LF-NX』の市販版。レクサスのラインナップでは、『RX』の下に位置し、レクサスとしては初の小型クロスオーバー車。
ラインナップは、レクサス初のターボとして、新開発2.0リットル直列4気筒ガソリンターボを積む「NX200t」(最大出力238ps、最大トルク35.7kgm)を設定。2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド、「NX300h」(システム全体で最大出力197ps)も用意される。
5月23日、レクサスの欧州法人は、欧州向けNXの詳細を発表。NX200tとNX300hの2グレードを基本としながら、ロシア市場専用車として、2.0リットル直列4気筒の自然吸気ガソリンエンジン搭載車、「NX200」を設定すると公表した。
このNX200のパワースペックは、現時点では公表されていない。可変バルブ機構のVVT付きで、トランスミッションはS-CVT。ロシアで2014年内に、FFと4WDの2種類を発売する計画だ。