エアバスは、A350XWBフライトテスト3号機(MSN3)がアラブ首長国連邦(UAE)のアルアインで、高温飛行テストを完了したと発表した。
高温飛行テストは、気温が40度以上の環境で、航空機のシステムとエンジンの挙動をチェックするのが目的。
地上と飛行中、熱ソーステストを含む、数種類のテストを実施した。高温の環境下に置かれた後、テスト飛行し、後で各種の冷却システムが作動していたかをチェックする。
A350XWBは2014年第3四半期に認証を取得する予定。これまで、460回以上にわたって2000時間を越える飛行テストを実施してきた。最初の顧客であるカタール航空への納入プログラムは、計画通り進んでいる。